団体名

九州ほんものマイスター

理念

ほんもの”にこだわる 。

設立趣旨

九州ほんものマイスターは東京農業大学の学生が2016年7月に設立した団体です。

東京農業大学他、東京大学京都大学横浜国立大学の現役の学生で組織され、東京を拠点として活動しております。

 

当団体の活動は、熊本の復興支援や九州地区の農業を中心とした地域産業を活性化させることを目的としています。

事業内容

農産物・加工品流通事業

熊本県の農業法人である株式会社水の子と協力し、九州の自然栽培・有機栽培の農産物や添加物、保存料などを一切使用しない加工品を厳選し販売を行います。ネット販売の他、契約店への卸しをしています。またマルシェやイベントにも出店します。

鹿肉流通事業

全国の鳥獣被害の総額は200億円とも言われています。獣害での苦しんでいる農家さんのために、鹿肉の食用流通を起こします。熊本県八代市の猟友会や食肉加工所の方々、日本ジビエ振興協会とタイアップし販路開拓、流通拡大を目指します。

食農教育事業

食農教育とは食と農の教育を指します。食とは何でしょうか。「人を良くする」のがまさに食なのです。ほんものの食とは何かを学ぶ大人向けの講演会やイベント、セミナーを開催します。


代表挨拶

 

東京農大生発!九州ほんものマイスター代表の三浦大輝と申します。

 

日本の農業は未だかつてない程の危機に直面しています。

第一に挙げられるのが農業従事者の高齢化、

就農者減少による後継者不足の問題です。

農林水産省の発表では平成27年時点で

農家人口に占める高齢者(65歳以上)割合が36.8%となっています。

5年後、10年後の日本の農業を考えると現状のままでは

決して明るい未来があるとは言えないでしょう。

 

またTPP問題も深刻です。

外国産の農産物が大量に入ってくれば、日本の農産物は価格競争で負けてしまいます。

 

しかし、悲観すべきことばかりではありません。

日本は生産量ベースでは世界5位の農業大国です。

先進国ではアメリカについで2位の生産量を誇ります。

 

つまり、それだけ日本にはたくさんの『宝もの』があるのです。

その宝ものを生産者の「想い」とともに消費者に届けていきたい。

 

そんな想いから大学生の有志で結成しました。

私たちは妥協しません。

消費者の皆さんに“ほんもの”を届けたい。

 

九州ほんものマイスターは

生産者と消費者をつなぐ窓口としての役割を果たしていきます。

自分たちのような若い人間がこうした活動をしていくことで

農業がより良いものになるように。

 

日本の農業、農家、農産物はたくさんの夢と希望に満ちあふれています。母国の守るべき産業をより魅力あるものにし、

「強い農業」を構築し継承していくことが私たちの使命です。

 

 

2016年7月20日 

 

九州ほんものマイスター代表 三浦大輝